Manjaro 19.0.2 KDE エディションを VirtualBox にインストールしてみた
今回は VirtualBox に Manjaro をインストールします。
インストール iso は用意してありますね?
まだの人は↓の記事を参考にダウンロード、ベリファイしておいてください。
Manjaro のダウンロード、ベリファイ - In my mind
ではインストールを始めましょう。
Manjaro をライブ起動する
インストールディスクをセットした仮想マシンを VirtualBox から起動します。
起動オプションを設定
キーボードの設定
↑↓キーを押して「keytable=us」となっている項目を選択します。
エンター ↲ キーを押してキーボードの設定画面に入ります。
自分の使っているキーボードを選択します。
日本語キーボードなら「keytable=jp」で OK。
選択できたらエンター ↲ を押して最初の画面に戻ります。
言語の選択
今回は日本語に設定します。
最初の画面から↑↓キーを押して「lang=en_US」となっている項目を選択します。
エンター ↲ キーを押して言語の設定画面に入ります。
スクロールして「日本語」を選択します。
選択できたらエンター ↲ を押して最初の画面に戻ります。
ドライバーの選択
最初の画面から↑↓キーを押して「driver=free」となっている項目を選択します。
エンター ↲ キーを押してドライバーの選択画面に入ります。
とりあえず「nonfree」を選択しといたら良いと思います。
プロプライエタリなドライバーを必要とするハードウェアを使用していないと断言できる場合は「free」で良いでしょう。
選択できたらエンター ↲ を押して最初の画面に戻ります。
設定を確認して起動
最初の画面に戻ったら、設定に間違いがないか確認します。
良ければ「Boot」を選択してエンター ↲ 。
Manjaro がライブ起動し、ようこそ画面が表示されました。
Manjaro をインストール
ようこそ画面の下の方「インストーラを起動」と書かれたボタンをクリックするとインストーラが起動します。
以下、ウイザードに従って進めていきます。
言語の選択
「日本語」を選択して「次へ」ボタンをクリック。
今回は日本語で起動したので自動的に「日本語」が選択されていました。
地域を設定
地域に「Asia」ロケールに「Tokyo」を選択して「次へ」。
ここでも自動的に適切なものが選択されていました。
キーボードの設定
使っているキーボードに合わせて設定します。
一般的な日本語キーボードなら「Generic 105-key PC (intl.)」「Japanese」「デフォルト」で OK。
パーティションの設定
今回は仮想マシンにクリーンインストールするので「ディスクの消去」を選択。
スワップは VirtualBox 上で試用するだけなら必要ないのかもしれませんが、念のため「スワップ(ハイバネートなし)」を設定しておきました。
Tips
「手動パーティション」でインストールに失敗することがあります。そんなときは、GParted などのパーティション管理ソフトを使ってあらかじめパーティションを作成しておいてからインストーラを起動すると幸せになれるかも。
ユーザー情報の設定
ユーザー名、コンピューター名、パスワードなどを設定します。
今回は「管理者アカウントと同じパスワードを使用する」にチェックを入れました。管理者権限が必要な作業をする時に「sudo」を利用することが出来ます。
「su」を使いたい場合はチェックを入れずに管理者アカウントのパスワードを設定します。
Office ソフトの選択
今回は Office をインストールしないことにしたので「No Office Suite」を選択しました。
FreeOffice は LibreOffice に比べて Microsoft Office との互換性が高いです。しかし、プロプライエタリで完全版は有料です。
インストールオプションの確認
ここまで選択してきたオプションの要約が表示されます。
問題なければ「インストール」ボタンをクリック。
本当にインストールしていいか聞かれるので「今すぐインストール」ボタンをクリックしてインストールを開始します。
インストールにはしばらく時間がかかるので、お茶でも飲みながら待ちます。
今回はハードディスクにインストールしましたが、 15分〜 20分程度で完了しました。Windows に比べたら格段に早いですよね。途中で何か入力を求められることもないし。
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インストール完了
そうこうしているうちにインストールが完了しました。
「今すぐ再起動」にチェックを入れて「実行」ボタンをクリック。
初回の起動には時間がかかるので、焦らず待ちます。。。
Manjaro 起動
無事に Manjaro が起動しました。
ライブ起動したときと違って、ようこそ画面には「インストーラを起動する」というボタンがありません。
Manjaro システムのディスク使用量
インストール直後のディスク使用量は 7GiB 程度でした。
Manjaro KDE エディションのメモリ使用量
メモリ使用量は 527MiB でした。