「Ksnip」スクリーンショット撮影・編集アプリの新定番
ℹ この記事は加筆修正のうえ、新ブログに引っ越しました。
今回ようやく使えるスクリーンショット撮影・編集アプリを見つけたのでメモしておきます。
以前は Shutter というアプリを使っていました。機能が充実していて便利だったのですが、Linux Mint 19.x でも編集機能とプラグインを有効化するのにひと手間かかりました。
【解決済】 Shutter で「編集」ができない 【Linux】 - In my mind
Manjaro では Pamac から Snap 版が1つ、AUR 版が2つインストールできました。しかし、依存関係をすべて同梱しているはずの Snap 版ですら編集機能とプラグインが使えず。
AUR 版にいたっては起動すらできないという。。。
↑ページ内のコメント欄によると、依存関係を「リビルド」とか言う作業をすると使えるようになるらしいのですがよく分かりません😵
他に使えるアプリはないものか。探し回ってようやく「Ksnip」にたどり着きました。
以下、2020年9月19日現在の最新版(ver.1.7.3)をざっと紹介します。
Ksnip のココが素敵
無料!
Linux, Windows, Mac 対応のクロスプラットホーム
インストール方法が豊富
Linux 用には RPM, DEB, AppImage がダウンロードでき、Snap と Flatpak からもインストールできます。Snap と Flatpak には開発者自ら上げているようなので安心です。
Debian ではリポジトリに収録されており、apt
からインストールできる模様。Manjaro (Arch) のリポジトリにも早く追加してほしいですね。
編集機能
編集時には Shutter と異なり編集画面に遷移する必要がないぶんスムーズです。
Ksnip のココが惜しい
タスクトレイアイコンの右クリックメニュー
Ksnip はタスクトレイに格納することができ、タスクトレイアイコンの右クリックメニューからスクリーンショットを撮影することができます。ですが常に「新規」で撮影され、直前のモードを繰り返すことしかできません。
右クリックメニューから直にアクティブウィンドウとかフルスクリーンとか切り替えて撮影できたら便利なのに。。。
ホットキー
ホットキーに PrintSreen キーが使えません。
テキストツールでの日本語入力
日本語テキストのインライン入力に対応してません。Mozc の変換候補がカーソルからかけ離れた場所に表示されます。
それだけならまだ我慢して使えますが、他にもおかしな点が。
例えば「日本語入力できます」と文字入れするのに「日本語入力」「できます」と区切って変換したら「日本語入できます力」となってしまいました。
仕方がないので文字入れするときはテキストエディタからコピペして使うことにします。面倒ですが。。。
まとめ
Ksnip は至らない点もありますが及第点、使えるスクリーンショット撮影・編集アプリ。
今後の進化に期待しつつ開発者様に感謝しながら使わせていただきます。