Linux でキーボード入力の効率化を図る その2

ホームポジションキーパーに近いことを Linux で実現する手段として以下を検討しました。結論としては Xdotool + Xbindkeys でやってみようということになりました。

Xkb

Xkb のメリット

  • できることが多そう。設定次第で私が求めることはほとんど実現できそうです。
  • 私が使っている Linux Mint 19.1 Cinnamon には標準でインストールされている。

Xkb のデメリット

設定が複雑で難解。初心者の私には厳しそう。

Xkb の参考サイト

boppreh

boppreh のメリット

できることが多そう。

boppreh のデメリット

  • sudo が必要。起動するたびにパスワードを入力しなきゃならないのかな?
  • インストールが「pip」とかいう今までやったこと無い方法をとる。
  • ネット上に情報が少ない。

boppreh の参考サイト

xdotool + xbindkeys

xdotool + xbindkeys のメリット

  • xdotool は Linux Mint 19.1 Cinnamon に標準でインストールされている。
  • xbindkeys は「ソフトウェアの管理」または apt でインストールできる。
  • xbindkeys でキーコードを取得できる。
  • Xbindkeys-config という GUI ツールもある。

xdotool + xbindkeys のデメリット

設定ファイルの書式がやや複雑。

追記 2019年7月5日:

  • xbindkeys ではスペースキーを修飾キーとして利用できない。
  • sh ファイルを大量に用意する必要がある。

xdotool + xbindkeys の参考サイト

xremap

自ら「最強」を標榜するキーリマッパー。

xremap のメリット

  • 設定ファイルの書式がシンプル。
  • アプリケーションごとにキーバインドを設定できる。

xremap のデメリット

インストールするには自分で依存関係を整えて「make」する必要がある。初心者には敷居が高い。「最強」を扱うには相応の技量が必要ということか。

xremap の参考サイト

結論

xbindkeys がソフトウェアの管理または apt でインストールできるのは簡単であるとともに安心感があります。

設定ファイルの書き方も極端に難しいというわけではなさそうです。いざとなったら GUI ツールに頼る手もありますし。

よって今回は xdotool + xbindkeys でやってみようという結論になりました。